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京都大:答え求め、問いに向き合え… 入学式で山極学長が語りかけ

2017/04/07

 京都大の入学式が7日、京都市左京区のみやこめっせで開かれた。これを報じた京都新聞(4/7)によれば、スーツ姿の新入生を前に山極寿一総長は、昨年ノーベル文学賞を受賞した米歌手ボブ・ディラン氏の「答えは風に吹かれている」という歌詞を歌いながら、容易には正解の見つからない問いに向き合う大切さを語りかけた。

 10学部に留学生や編入生を含め2930人が入学した。山極総長は式辞で、「大学の知は私的な利益追求のためではなく、常に社会のためにある」と指摘。幅広い教養を大学で身につけ、国際化の進む世界で活躍できるようになることを求めた。また公職選挙法改正により18歳以上に選挙権が与えられている現状にも触れ、学生が政治に参加する意義を強調した。

 

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