2017/02/28
河合塾は2月27日、国公立大前期日程の受験状況の分析結果を発表した。過去5年の欠席率推移をみると、国立大・公立大ともに欠席率が上昇傾向にある。これを報じたリセマム(2/28)によれば、欠席の背景は、私立大の合格や推薦入試の合格が考えられるという。国公立大二次試験の前期日程個別学力検査が2月25日より行われている。文科省が発表した初日1時限目の受験状況は、受験対象者数24万2074人、受験者数22万7524人、欠席者数1万4550人で、欠席率は6.0%。欠席率は前年より0.2ポイント上昇し、国立大・公立大ともに欠席率が2013年より上昇傾向にある。
欠席率を大学別に低い順にみると、「一橋大」が0.6%ともっとも低く、「東京大」1.2%、「帯広畜産大」1.4%、「東京芸術大」1.4%、「京都大」1.8%が続いた。一方、「兵庫教育大」が19.9%ともっとも高く、「上越教育大」17.9%、「宮城大」17.1%、「愛媛県立医療技術大」15.6%、「群馬県立女子大」15.3%が続いた。