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新潟大:2017年「創生学部」新設へ、工・理・農学部を改組

2016/04/03

  新潟大は4月1日、2017年4月から、地球温暖化、地域活性化などの社会課題を解決できる人材の育成を目指す「創生学部(仮称)」を新設する一方、工・理・農の3学部の定員を増やして改組する構想を明らかにした、と朝日新聞(4/3)が報じた。同紙によれば、2017年度の入学者選抜から募集を停止する「ゼロ免課程」(教員免許を取得しなくても卒業できる教育学部の4課程)の定員150人を振り分ける形となる。同大は3月31日、文科省に創生学部の設置計画書を提出。3学部の改組についても4月下旬には文科省に申請予定という。

 創生学部で例えば地球温暖化の解決策を研究しようとする場合、22の「領域学修科目」の中から、ある学生は「自然環境科学」、別の学生は「法学」を集中的に学習。その上で、両学生が双方の研究内容を軸に議論し合うことで学習内容を深め、それぞれで卒業論文を書く、という形が想定されている。創生学部の定員は65人。工学部は50人増の530人、理学部は10人増の200人、農学部は20人増の175人となる。

 

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