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愛知大:2018年度地域政策学部内に農学系「食農環境コース」新設、初の理系

2018/02/10

 愛知大は2018年度、地域政策学部内に農学系「食農環境コース」を新設する。これを報じた日本農業新聞(2/10)によれば、同学部のキャンパスがある東三河地域は農業地帯だが、農学を学べる大学がなかった。地域の行政や住民からの声を受け、文系学部専門の大学ではあるが設置した。農業地帯の愛知、静岡県での農家実習や加工体験といった現場学習に力を入れ、地域農業の課題に対応できる人材の育成を進める。地域政策学部は地域課題を探り、活性化に貢献する人材育成を目指す。

 キャンパスがある豊橋市あたりは、日本有数の農業地帯だが、同大学を含め農学を学べる大学がない。地元に根付き地域農業を引っ張る人材を育てたいと、大学初の理系コースとして同学部内に設置した。コースでは理系、文系両方の講義を受けられる。現場学習に重点を置き、農業地帯に近い立地を生かして農家や行政と連携したフィールド実習もする。 

 

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